大潟村について

about ogata village
空から見た八郎潟
干拓前の八郎潟
干拓前の八郎潟

大潟村と八郎潟

大潟村は、八郎湖を干拓して出来た村です。
八郎湖は、琵琶湖に次ぐ日本第2位の広さを持つ湖でした。
八郎湖の南端の一部は日本海と繋がったままであり、淡水と海水が入り混じる湖として、盛んに漁が行われていました。
 
水深は深いところで4~5mと浅く、湖底は平坦で肥沃な土壌であったことから、古くから干拓適地として考えられていたようです。
 
戦後の食糧難の時代、主食である米の一大生産拠点とするべく八郎湖干拓事業が計画されました。そして昭和32年に国家事業として八郎湖の干拓が着手され、昭和44年4月に大規模機械化農業のモデル農村たるべく、完成しました。
 
ちなみに干拓と埋め立ては違いますのでご注意下さい。干拓とは堤防を築いた後に内側の水を汲み出し、陸地とするものです。すなわち大潟村は海抜0m以下の、八郎湖の湖底に存在している事になります。
 

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私たちのお米ついて

about our rice

山田家の米作りの特徴

食味重視の疎植栽培です。
通常栽培の稲株間距離14~16cmに対し30cmで栽培しています。

有機質肥料を基本とした肥培管理を行っています
化学合成農薬の使用は5月~6月初旬までの初期除草期のみです。化学合成成分の使用数も通常栽培の3割以下です。
以上のような環境保全型農業を20年近く継続してきています。

※慣行栽培においての農薬成分の使用数は20とされており、その半分である使用回数10までが減農薬栽培となっています。

 
山田家のお米


 あきたこまち

「あきたこまち」は1984年に、コシヒカリと奥羽292号の交配育種により誕生しました。
寒さの訪れるのが早い東北でも栽培できる、全国で通用する良食味米を目指し、誕生したのが「あきたこまち」でした。
粘りのある食感と旨みがあきたこまちの特徴です。

ミルキープリンセス

低アミロース米です。炊飯時の高い粘りと艶に優れています。
冷めても粘り・食味に変化が少ないです。
普通の米より軟らかいので炊飯時の水を少なめにするのがコツです。
 
特別栽培米あきたこまち

 使用資材

□肥料

有機

バイオノ有機(製造会社:大成農剤/用途:育苗施肥)

マルイフェザー有機(製造会社:マルイファーム株式会社/用途:圃場元肥)

コープペースト(製造会社:片倉コープアグリ株式会社/用途:田植期側条施肥)

千代田550(製造会社:サンアグロ/用途:出穂期穂肥)

 

□農薬

微生物系農薬
(JAS有機認証農薬)

エコホープ(製造会社:クミアイ化学 / 用途:種子消毒/化学成分数:0 )

化学合成農薬

ゼータタイガー(用途:除草剤 /化学成分数:3  / 製造会社 住友化学)

【 秋田県産米の自主的放射性物質検査終了のお知らせ 】

秋田県は県産農作物の自主的放射線物質検査から、平成29年産以降の米を含む各種農作物を除外することとなりました。
今まで46品目の県産農作物を検査しておりましたが、今後は国のガイドラインに沿った義務的検査対象品目である、山菜等の13品目に絞ることになります。
※国は平成25年のガイドライン改定時に、「今まで基準値を大幅に下回ってきた事実からの判断」として秋田県産の「穀類」、「野菜類」、「牛乳」、「牛肉」、「水産物」を義務的検査対象から除外しましたが、秋田県は風評被害防止や消費者への配慮から自主的検査を平成28年まで実施してきました。